子供を助ける願い

弓矢に込めた願い

破魔弓という文化は、さかのぼれば大和時代にまでその起源をたどることができます。大和時代の頃から弓矢には神聖な力があると考えられていて、鎌倉時代にはすでにお守りとしての意味を付与されて、武家の男児に対して初めての正月に破魔弓としてプレゼントされるようになっていたと言い伝えられています。
すなわち、弓矢で子供が悪いものを撃ちぬく、そういった意味合いが込められているという点をここでは知っておきたいです。
この文化が今でも受け継がれていて、破魔弓は初正月の時期に男の子に贈るものとして、実家の親が購入するという文化で継続されるようになっています。元々は男児なら男親の両親が破魔弓を贈る、女児なら女親の両親が羽子板を贈るとされていましたが、今では両家折半の上で購入するようになっている傾向が強いです。
厳密にはその土地のしきたりも関わってくる部分ですから、両家のどちらが買うかはよく話し合って、最終的に丸く収まる形で進行できるようにするのが大切です。

購入するなら人形店

破魔弓を購入するなら、五月人形や雛人形を取り扱っている人形店で購入できます。日本にはたくさんの人形職人がいて、伝統的な文化に長年携わってきた腕を存分に振るってくれた、名品を購入できる環境が整っています。
実際にお店選びをするなら、伝統的工芸品産業振興組合や、日本人形協会の会員に加入している人形店を選ぶほうが、良い物を購入できます。日本の美しい文化を大切にしているお店の姿勢が伝わるものを買うほうが、せっかくお金を使うなら意味があるのは間違いありません。
古くから伝わる文化に子供の成長を願うなら、その意味が強まるお店を見つけるのが大切です。いつか子供が大きくなった時に、良い物を送ることの意味を実感してくれるはずです。